歯を失ってしまった時の
新しい治療法
歯をほとんど削らない手術不要のヒューマンブリッジとは
歯を失った時、その両隣の歯を削り、連結した人工歯列を“橋”のように架ける歯科治療を「ブリッジ」と言います。比較的強く噛め、見た目も良い治療ですが、「両隣の歯を削る必要がある」という難点があります。特にその両隣の歯が健康な歯であった場合には、患者さんがブリッジを躊躇う要因となるケースが散見されます。
当院で取り扱う「ヒューマンブリッジ」は、両隣の歯の削る量が極めて少ない、画期的なブリッジです。残された歯の健康を守りながら、しっかりと噛め、見た目にも美しいことから、近年注目を集めています。
こんなお悩みは
ありませんか?

- ブリッジも考えていたけれど、歯を削る量が多いと聞いて躊躇っている
- 心疾患、高血圧、糖尿病などがあり手術が受けられない
- 入れ歯を使っているが、強く噛めない、異物感が大きい、見た目が悪い
- インプラントを検討していたが、費用面、治療期間の長さで踏み切れない
- 痛みの少ない治療を受けたい
ヒューマンブリッジ治療の
主な6つの特徴
両隣の歯を削る量が極めて少ない
両隣の歯の表面に浅い溝・くぼみを作るだけで、従来のブリッジと比べると削除量が大幅に減少しています。ヒューマンブリッジは、残された歯にも優しい治療です。
痛みのない治療・手術不要
歯を削る量が極めて少ないため、痛みはほとんどなく、原則無麻酔で受けられます。またインプラントのような手術も不要です。
※症例によっては、麻酔が必要になることもあります。
インプラントが
受けられない人にも
向いている
心疾患・高血圧・糖尿病があるといった理由でインプラントの適応外となった方も、手術不要のヒューマンブリッジであれば対応できるケースが多くなります。
固定式でしっかり噛める・自分の歯のように歯磨きができる
専用の接着剤で固定しているため、しっかり噛めます。また入れ歯のように取り外して洗う必要はなく、自分の歯のように歯ブラシで磨いてお手入れができます。
異物感・違和感が少ない
入れ歯のような人工の歯茎はなく、両隣の噛み合う面を削る必要も基本的にありません。そのため、口の中が狭くなったような異物感、噛み心地の不自然さはほとんどありません。
幅広い症例に対応できる
前歯なら1~4歯の欠損、臼歯なら1~3歯の欠損に対応可能です。
※遊離端欠損(奥にもう歯がない状態)の場合は1歯までとなります。
ヒューマンブリッジが
出来ない方
前歯5本以上、臼歯4以上の欠損
基本的な適応症例は、前歯なら1~4歯の欠損、臼歯なら1~3歯の欠損となります。また遊離端欠損(奥にもう歯がない状態)の場合は、1歯までとなります。
両隣の歯が揺れている・
顎の骨の量が少ない
(重度の歯周病)
重度歯周病などにより、両隣の歯が揺れている、顎の骨の量が少ないといった場合には、ヒューマンブリッジの適応外となることがあります。歯周病の悪化によって歯が脱落すると、ブリッジ自体が使えなくなってしまいます。
歯茎の退縮が著しい前歯
歯周病などによって歯茎が大きく下がっている場合、ヒューマンブリッジの裏側の金属部が見えてしまうことがあります。
奥歯に審美性
(自然な白さ)を
求める場合
奥歯にヒューマンブリッジをした場合、口をあけた時に金属部が見えてしまいます。奥歯に天然歯のような自然な白さを求める場合には、ヒューマンブリッジは不向きです。
ヒューマンブリッジの
治療の流れ
ヒューマンブリッジの治療の基本的な流れをご紹介します。
1両隣の歯にくぼみをつける
ブリッジを安定させるため、歯の表面に浅い溝・くぼみを作ります。また基本的に、噛み合う面は削りません。
痛みはなく、麻酔も原則不要です。
2両隣の歯にパーツを取り付ける
両隣の歯を包むような形のパーツを取り付け、接着剤で固定します。
3人工歯を取り付ける
パーツには出っ張りがついており、そこに人工歯の凹部をはめこむように接着して、取り付け完了となります。
ヒューマンブリッジの費用
内容 | 費用 |
---|---|
ヒューマンブリッジ | 330,000円(税込) |