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歯周病の原因

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暑い日が続いていますね。

歯周病について、少し詳しくみてみましょう。

 

以下は大阪大学の口腔治療学教室教授 村上伸也先生の著書からの抜粋です。

 

”歯周組織の破壊のメカニズム”

すべての感染症の発症のメカニズムは、生体の抵抗力と原因菌のバランスであらわすことができます。

歯周病においてのバランスの崩れとはバイオフィルム内の歯周病菌の量の増加と質の変化であり、病原性の低い状態から高い状態に変化することで表現されます。

バイオフィルム内では、異なるタイプの菌がお互いにスクラムを組んで生きています。ではどの菌が主たる

病原菌となって歯周病を起こすのでしょうか。

(歯周病菌の種類を図解するときにピラミッド型に表現することが多いのですが、その頂点に存在する

毒素の強い歯周病菌をレッドコンプレックスといいます。)

レッドコンプレックスに属する歯周病菌はp.g菌、t.d菌、t.f菌の3種類といわれています。

つづく